購入が増えている要因

一戸建てはもはや高嶺の花じゃない!公庫融資を使って建売住宅を買ったり、家を新築している人の平均年齢の推移を見ますと、建売住宅では、ピーク時の38.7歳にくらべて0.4歳、一戸建て建設では、同じく41.7歳にくらべて0.8歳低下しています。決して劇的な変化とはいえませんが、マイホームを取得する人の年齢が着実に若返っていることは間違いありません。若い世代にしてみれば、マイホーム購入でいずれ苦労するのなら、若いうちに苦労しておいたほうが将来ラクだという気持ちもあるかもしれません。さて、若い世代の購入が増えている要因としては、購入価格、建設価格、金利が3点セットで低下していることがあげられます。たとえば、建売住宅では、附入価格がこの7年ほどで首都圏で26.3%、近畿圏では実に3割以上も下がり、そのうえ、もう1つ重要な要素である金利が大幅な低下を見せ、公庫の基準金利は4.90%から2.60%に、銀行の変動金利型ローンでは6.00%から2.375%まで下がっています。仮に、92年当時の平均金利を5%、99年の平均金利を3%として、首都圏の建売住宅を全額ローンで買う場合で比較すると次のようになります。30年.ボーナス返済なしのケースでは、92年の価格5891万円のときの毎月返済額は31万6241円、99年の価格4342万円のときの毎月返済額は18万3060円になります。返済負担は半分とまではいきませんが、ほぼ6割弱にまで減少しています。これだけ買いやすくなっていれば、多くの人が購入に強い意欲を示すようになっても不思議ではなく、これまで一戸建てなど「高嶺の花」とあきらめていた屑も、「これなら」と動き出すようになってきたのもうなづけます。